S&P500とオールカントリーどちらがおすすめか。

インデックスファンドを投資する上で、避けて通れない疑問、S&P500とオールカントリーどちらが良いかという問題。

この問題は、この記事を見れば解決します。

要は、この問題は、アメリカの将来にどれくらい魅力を感じるかだと思います。

詳しく見ていきましょう。

目次

事前知識(知っている人は飛ばしてください)

S&P500とは

S&P500は指数であり、この指数に投資するということは、アメリカの上位500社に投資するということです。

代表的なインデックスファンドは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で、低コストのインデックスファンドです。

これに投資すれば、アメリカの優良企業500社を購入したことになります。

投資信託なら100円から、1円単位で購入することができます。

オールカントリーとは

MSCIオールカントリーワールドインデックスに連動する投資成果を目指し、運用を行います。

簡単に説明すると、先ほどのS&P500はアメリカの優良企業でしたが、オールカントリーは世界中の優良企業に投資するということになります。

S&P500とオールカントリーはどういった人向けか

S&P500はアメリカが今後も高成長すると予想する人向け

現時点(2024年11月18日)では、S&P500の方が、オールカントリーのリターンを上回っています。

それは、アメリカが抜きん出て、高成長を遂げています。

私は、この高成長は止まらないと思います。

理由は、GAFAM(Google、アルファベット、フェイスブック、Apple、マイクロソフト)に代表される、アメリカの大企業が、設備投資をしているからです。

例えば、核融合発電に投資しています。

次世代の発電方法と言われている核融合発電は、従来の原子力発電とは違い、クリーンで、ただの水から電力を作ることができます。

これにより、電力の問題が解決する可能性があります。

さらに、素粒子コンピュターにも投資しています。

素粒子コンピューターは次世代のコンピューターで、従来のコンピューターが過去のものになる程(産業革命になる程)のインパクトがあるとされています。

つまり、素粒子コンピューターが実現すれば、時代が変わると言われています。

これらの技術に積極的に投資しているため、もし実現すれば、さらにGAFAMが躍進することでしょう。

また、参入障壁もあります。

例えばApple。

今からパソコンやスマホを作り、Appleほどのブランド力を作ることは、ほぼ不可能です。

そういった企業がアメリカにはたくさんあります。

ディズニー、コカコーラ、テスラなどなど。

たくさんの名だたる企業が参入障壁を築き上げています。

しかもそういった企業は世界に商品を輸出しています。

私は、そういった大企業の成長を魅力的に思うのは、自然な流れだと思います。

オールカントリーはアメリカ以外の国が高成長すると予想する人向け

歴史を振り返ってみましょう。

世界のGDPは現在はアメリカがトップですよね。

しかし、昔はそうではありませんでした。

昔の世界のGDPのトップは中国です。

理由は、中国には世界で売れる商品がたくさんあったからです。

さらに、紙という次世代の媒体がありました。

これを利用して、中国は官僚制を作り、中央集権国家になったのです。

よって、昔は中国が先進国でした。

しかし、現在の中国のGDPは、最近伸びてはきましたが、あまりパッとしません。

要するに、歴史を長い目で見ると、中国のように繁栄は永遠には続かない可能性があるということです。

だから、アメリカもかつての先進国中国のように、衰えるのではないか。

その考えのもと、S&P500ではなく、オールカントリーに投資する人もいます。

それはそれで良いと思います。

ただ、私のおすすめは、両方投資するのが一番おすすめです。

S&P500とオールカントリーどちらがおすすめか

結論、両方投資し、アメリカの高成長を期待する度合いに応じて、S&P500の投資率を調整するのをお勧めします。

例えば、私はS&P500は7割ほど。オールカントリーは3割ほどです。

なぜなら、アメリカが今後高成長することを予想しているからです。

皆さんも、アメリカが今後高成長するか、しないかで、割合を調整することをお勧めします。

そうすると、例えばアメリカが成長する場合、オルカンに投資していても、リターンは得られます。

たとえ、アメリカが衰退しても、オルカンに投資しているので、オルカンからリターンももらえます。

これがバランスが良い投資スタイルだと思います。

S&P500とオルカン両方投資は無意味という意見

S&P500とオルカンは同じような投資商品に投資しているため、分散しておらず、無意味だという意見もあります。

確かに、その通りです。

ですが、オルカンは元々、世界情勢が変わることを見越して購入しています。

また、S&P500とオルカンという、シンプルな投資スタイルの方が、初心者には優しいし、しかも、ほぼほったらかしで済むので、投資の資金確保に専念できます。

だから、投資はシンプルが良いとの考えのもと、私はS&P500とオルカン、両方買うことをお勧めします。

まとめ

今回はS&P500とオルカン、どちらがおすすめか述べてきました。

結論は両方買う。

そして、アメリカの高成長を信じるなら、S&P500の比率を増やしていく。

これが最適解だと思います。

投資はシンプルが成功しやすいです。

これは色々なことをしてきた私も、先人たちも言っていることです。

投資にあれこれ考えず、投資はシンプルにして、お金稼ぎに専念しましょう。

ブログを書くとか、SNS運用するとか、Youtubeをするとか、そして、アフィリエイトをするとか。

その方が効率的だし、結果的にうまくいくと思います。

この記事を読んでくれた、皆さんの投資の成功を願って、この記事を終わらせていただきます。

※本記事は投資助言を提供するものではなく、情報提供を目的としています。投資はご自身の判断と責任で行ってください。市場リスクや損失の可能性を十分ご理解の上、余裕資金での運用をお願いします。

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