投資するうえで重要になってくるのが生活防衛金です。
大体生活費の6ヶ月分〜12ヶ月分必要です。
例えば1ヶ月の生活費が20万の人は、120万円〜240万円必要です。
これがなぜ必要なのか。
今回はそのお話をしていきます。
予想外の出費がある
人生は計画通りに行くことは稀です。
必ず、長い人生の中で予想外の出費があります。
例えば大切な人がなくなってしまった場合。
その場合は葬儀代やお墓の代金など、様々な出費が出てきます。
投資していたから、大切な人を供養できなかった。
そんなこと、絶対に嫌ですよね。
だから、最低限、お金が必要なんです。
また、車を持っていたら車検代、車のメンテナンス費、車のタイヤ代などなど。
お金がかかります。
家を持っていたらリフォーム代、メンテナンス費などなど。
これもお金がかかります。
だからこそ、想定外の出費に備えて最低限のお金が必要なんです。
節約の効果を高める
更に、生活防衛金があると、こんなメリットもあります。
それは節約の効果を高める効果です。
どういうことかというと、例えば120万生活防衛金があるとします。
生活防衛金は楽天銀行で現金で持っているとします。
その120万円を持っている状態で節約すると、「買えるのに買わないという選択をした。」ということになります。
つまり、我慢した。ということになります。
これは、買えないから買わないとは、意味がまるっきり違います。
パックンの書籍「パックン式お金の育て方」でいう、節約筋が鍛えられるということになります。
節約筋が鍛えられると、どんどん節約できるようになっていきます。
つまり、これも我慢したから、あれも我慢しようとか、どんどん自分の節約のレベルが上がるんですね。
そうなるとどんどんお金が貯まるし、お金が溜まったらまた、どんどん節約したくなる。モチベーションが高くなる。
良いインフレーションに入るんです。
だからこそ、そのインフレーションの入口となる生活防衛金は必要不可欠なんです。
心の安心材料になる
そして、生活防衛金はこころの安心材料になります。
生活防衛金が120万円だと仮定しましょう。
そして楽天銀行で現金で120万円入っています。
想像してみてください。
そのお金は株がどんなに暴落しても、いつでも変わらずあなたのそばにいます。
そしてこの120万円は楽天銀行に入っているので、いつでもコンビニのATMで引き出す事ができます。
どうでしょうか。
とっても安心できるのではないでしょうか。
人は不安になると合理的でない行動を起こしてしまいます。
だからこそ、安心できるものが必要なんです。
生活防衛金はその安心を提供してくれます。
心の防波堤になってくれるんです。
だから、絶対に生活防衛金は必要なんです。
まとめ
今回は生活防衛金がいかに大切か、お話しました。
生活防衛金は重要です。
ですが、私の経験談ですが、私も最初、生活防衛金を軽く見ていました。
投資していると、どうしても投資額を増やしていきたくなるんですよね。
しかし、生活防衛金がないと、後で困ってしまいます。
困らないために、また、効率よく資産形成するために、生活防衛金は必須です。
この記事が、皆さんの資産形成の役に立てば幸いです。
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