私たちの世界では、最近、AIの発達がめざましいです。
そんな中、最近、私は映画「マトリックス」を改めて視聴しました。
すると、昔マトリックスを見た時に感じなかった驚きと発見がありました。
今回は、そのことについてお話しします。
現在の社会とマトリックスの世界
現在、ChatGPTをはじめとして、AIの進化がめざましいです。
現在のAIはまだ意思を持っていませんが、素粒子コンピューターが実現している未来のAIは意思を持つかもしれません。
そうなると、AIに人間のような人権が発生するかもしれません。
そして、行き着く世界が、映画マトリックスのような世界になる可能性があります。
よって、このような世界にならないよう、我々人間は、AIをしっかりと監視し、管理する必要があります。
望まない未来の可能性を回避するための、警告のような映画だと思いました。
VRとマトリックスの世界
マトリックス上映当時、仮想世界は夢物語であり、身近ではありませんでした。
しかし、現在の社会では、VRが浸透してきました。
そんな仮想世界が身近になってきた現代で、改めてマトリックスを見ると、当時とは違った見え方がします。
マトリックスの世界が現実味を帯び、この映画がまるで他人事とは思えないような、恐怖感を味わいます。
「我々の世界は果たしてマトリックスの世界なのか」
そのような問いは、恐ろしく現実味を帯びており、誰も否定することができません。
この世界はマトリックスなのか
この問いは極めて証明が難しく、証明できないものなのかもしれません。
ただ、私は、たとえこの世界がマトリックスの世界だったとしても、この世界を満喫する生き方をするのが幸せだと思います。
たとえ仮ものだったとしても、本人が本物だと思えば本物になります。
また、少し勉強しただけでも、この世界は美しく、調和が取れ、矛盾一つないことに気づきます。
このような美しい世界の中で、謎を探求でき、さらに娯楽に満ち溢れているのでしたら、それは素晴らしい世界です。
だから、私はこう思えるのです。
赤い薬を飲むか、青い薬を飲むか
しかし、仮にこの世界がマトリックスの世界だとして、自分だったら、赤い薬を飲むか、それとも青い薬を飲むか、考察していこうと思います。
結論から言うと、私は「現実世界を見てみたい」と思うでしょう。
なぜなら、そこには、今までの世界では味わうことができない、謎や神秘に満ち溢れていると予想するからです。
そんな世界を見てみたいと思うのは、自然なことだと思います。
しかし、もし、そんな魅力的な現実世界に大きなデメリットがあったら、そこまで単純にはいきません。
この問題は複雑化してしまいます。
外は地獄、中は天国、それでも外に行く?
複雑化したら、単純に考えれば、考えがまとまるでしょう。
例えば、家を想像します。家の中にはありとあらゆる娯楽があり、VRもあります。つまり、家の中で仮想世界に入ることができ、さらに食べ物にも困らず、十分な食料があるとします。
しかし、外は地獄だとします。外に行くとさまざまな危険がいっぱいあり、一度外に行くと家の中には入れません。
さて、あなたならどうするでしょうか?
私なら外に出ます。迷うことはありません。
小さい子供が外で遊びたがるように、私は外の景色が見たいのです。
たとえそこが地獄だったとしても、その世界に謎や神秘があるのなら、人生は一度きりなのですから、見たいと思うに違いありません。
人間の知識欲は計り知れません。現在も人間は宇宙に進出しようとしています。
だからこそ、人間は地球の外に出て、宇宙の神秘を探索し続けていると思うのです。
まとめ
今、私たちの世界には謎が溢れており、まだまだ判明していないことはたくさんあります。
だからこそ、私たちは外に出て、謎を探求しようとします。
しかし、探求するには知識が必要です。
学習が必要です。
現在はAIなどの技術革新があり、簡単に学べる良い時代になってきました。
そのような技術を活用しながら、学び続け、世界を探索し続けると、いつか、この世界がマトリックスであるかどうかわかる時がくるかもしれません。
その時にあなたは、赤い薬を飲みますか?青い薬を飲みますか?
私は……言うまでもありません。
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