暗号資産は危険?投資するメリット6つとデメリット4つ|暗号資産はハイリスク・ハイリターン

目次

暗号資産に投資するデメリット

デメリット①値動きが激しい

暗号資産はリスクの高い投資商品であり、完全に需給で値段が決まっています。

よって、24時間1秒単位で値段が動いており、値動きが激しく、1日で数%値段が動くこともあります。

なので、自分の資産の値段が動くことに慣れていない投資初心者には不向きで、投資に慣れている人が投資すべき商品です。

デメリット②将来上がるかどうかわからない

暗号資産は価値を保証されている商品ではありません。

例えば円やドルはかつて金本位制であり、金と交換できる通貨でした。そして、十分に通貨の信頼の価値を上げてから、金本位制を廃止しました。

さらに、円やドルはバックに日本や米国のような国があります。その国が価値を保証してくれます。

よって、何も価値が保証されていない暗号資産は、円やドルに投資するよりもリスクが高いと言えます。

デメリット③暗号資産とチューリップバブルが酷似

昔、ヨーロッパでチューリップの球根の値段が暴騰したことがあります。

現代では信じられないと思います。

なぜならチューリップ自体には価値がそれほどないからです。

しかし当時のヨーロッパではチューリップはまだ珍しく、価値がついたのです。

ですが、チューリップに価値がそれほどないとわかった瞬間、価値が暴落しました。

このチューリップバブルは暗号資産に酷似しており、私は暗号資産に投資することを危険だと思っています。

暗号資産自体に価値があるとは思えないからです。

デメリット④電力を大量に消費している(時代の流れに逆行している)

暗号資産は大量に電力を消費し、マイニングしています。

よって、エコが重要になっている現代では、時代に逆行しています。

もちろん、電力の問題が解決する可能性はあります。

それは核融合発電です。

それが実用化されれば、クリーンなエネルギーでたくさんのエネルギーを確保することができ、電力が重要でなくなる可能性があります。

しかし、核融合発電には課題があり、実用化はまだ先になりそうです。

よって暗号資産に今投資するのは危険だと思います。

暗号資産に投資するメリット

メリット①一攫千金の可能性がある

暗号資産は値段が暴騰することがあります。

価値が2倍になったこともあります。

よって、もし将来暗号資産が上がると思うなら、投資する価値はあります。

しかし、長期投資が前提です。

短期投資で暗号資産に投資するのはお勧めできません。

メリット②ドルや円の代替通貨になれば価値が高くなる

もし、暗号資産がドルや円のように価値が安定し、通貨としての機能を持つようになれば、今の値段より上がる可能性があります。

ただ、それは難しいように思えます。

なぜならドルや円は国が保障しているから価値があります。

しかし、誰も保障してくれない暗号資産が価格が安定することは考えにくいです。

メリット③定期的にハービングがあり、価値が上がる

暗号資産のビットコインは定期的にハービングがあり、供給を減らします。

それにより価格は暴騰しやすくなります。

ただ、そもそも暗号資産自体に価値があるのが疑問なので、価値がないものの供給を減らしても、価格が上がらない可能性があります。

メリット④預けているだけで暗号資産が増える暗号通貨もある

イーサリアムなどは、預けているだけで暗号資産が増えていく仕組みがあります。

よって、将来、暗号資産の価値が上がるのであれば、資産が増えます。

ただ、暗号資産の価値が上がらなければ意味がないので、慎重になるべきです。

メリット⑤中央集権的ではない

暗号資産は中央集権的ではなく、分散型です。

中央集権的な例として、ドルや円があげられます。

バックに国があり、中央銀行がコントロールしており、中央集権的です。

しかし、暗号資産は誰もコントロールしておらず、需給で価格が決定します。

よって、中央集権的な資産と合わせて暗号資産を分散して持つという観点で言えば、投資するメリットはあります。

しかし、逆に言えば暗号資産は誰もコントロールしていないので、危険という見方もできます。

メリット⑥ETFが上場したため資金流入が見込まれる

最近暗号資産のETFが上場しました。

これにより今まで以上に暗号資産に資金流入が見込められます。

ですが、現時点(2024年10月6日)ではまだ暗号資産のETFは取り扱っている日本の証券会社はないので注意が必要です。

暗号資産に投資するなら、こんな投資方法がお勧め

暗号資産は非常にリスクが高い金融商品のため、資産の大部分を投資するのは危険です。

資産の1%〜3%ほどに抑えて、投資することをお勧めします。

また、投資する場合はなるべく長期で、資産クラスを分散させる意味で投資するのがお勧めです。

暗号資産は価値が0になる可能性もあります。

くれぐれもリスクの高い商品であることを重々承知の上、必ず自己責任で投資してください。

まとめ

今回は暗号資産について投資するメリットを6つデメリットを4つあげましたが、暗号資産は、何も知らずに投資するのは危険です。

もし暗号資産に投資したいのなら、自分で暗号資産の仕組みや、リスクについて詳しく調べるべきです。

調べた上で、自分の資産額やリスク許容度に合わせて、投資を検討するのが一番です。

自分に合った投資スタイルで投資すると投資で成功する確率が上がるでしょう。

※本記事は投資助言を提供するものではなく、情報提供を目的としています。投資はご自身の判断と責任で行ってください。市場リスクや損失の可能性を十分ご理解の上、余裕資金での運用をお願いします。

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