図書館のたくさんのデメリット。しかし、それでも図書館を利用した方が良い理由。

私は図書館を利用し始めて約半年になろうとしています。

最初は、図書館は無料だし、不満はありませんでしたが、使用していくうちに不満がたくさん噴出してきました。

本に汚れが付いていたり、返却期限がいちいち面倒だったり、本が借りられていたり……。

ですが、それでも図書館を利用した方が良い理由を熱く語っていきます。

目次

図書館のデメリット

まずは図書館のデメリットを正直に語ります。

人気の本が借りられている

話題の本や新刊は予約待ちが発生し、すぐに手に入らない場合が多いです。

待ち時間が長い場合は数週間、場合によっては数カ月もかかることもあります。

特によくあるパターンが、ハリーポッターなどの続き物の場合、1巻、2巻はあって、3巻はない。いつまでも返却されない……。

そんなことが多々ありました。

そんな時は、予約するか、もしくは素直に購入すれば良いでしょう。

その結果、飛び飛びの巻数の、購入した本が自分の本棚に並ぶ結果になります。

本が汚れていたりする

どうしても、たくさんの人でシェアしている本なので、古い本や人気の本だと、汚れていたりするんですよね。

だから、絶対これはお気に入りで、汚れている本で読みたくないという本は、素直に購入をお勧めします。

ちなみに、それを回避する方法はあります。

それは、文庫なら比較的人気がなく、汚れている可能性が低いということです。

これは私の通う図書館での話ですが、新書やハードカバーより、文庫本の方が新品に近く、比較的綺麗でした。

もし新書やハードカバーで汚れていたら、同じ本の文庫本だと、汚れていない可能性があります。

返却期限がある

図書館の本には通常、2週間前後の返却期限があります。

忙しい日々の中で本を読む時間を確保しなければならず、返却がプレッシャーになることもあります。

まあ、ただ、まだ読んでいなかったら、一回返して、また借りることをすれば、もう一度ゆっくり本が読めます。

混雑することがある

試験シーズンや子ども向けイベントの開催時には、座席が埋まり、静かに過ごすことが難しい場合があります。

意外に、図書館は人気があるんですよね。

そういう場合は、人が少ない時間帯に(平日の午前中など。)休みを取って、図書館に行くことも考えてみてください。

施設が遠い場合がある

都市部では図書館が充実している一方で、地方では近くに図書館がないことも珍しくありません。

車や公共交通機関が必要になることもあります。

私は、賃貸マンションを借りる時は、近くに必ず図書館があるかどうかチェックしてから、借りるようにしています。

書籍のラインナップが限られている

専門書やニッチな分野の本は置いていないことが多く、必ずしも目的の本が見つかるわけではありません。

都市部の、大きな図書館なら、たくさん豊富な本がありますが、このデメリットは地方などの小さな図書館が、当てはまります。


それでも図書館を利用すべき理由

デメリットがあるにもかかわらず、図書館を利用すべき理由は次の通りです。


1. 知識を得るコストが限りなくゼロに近い

本や雑誌、新聞、視聴覚資料を無料で利用できる図書館は、知識を得るための最もコストパフォーマンスの高い手段です。

特に書籍購入が難しい学生や若い世代にとって、大きな助けとなります。

私も図書館には助けられました。

お金がない時、近くに図書館があるので、娯楽には困りませんでした。

しかも、無料。

ただ、近くの図書館近くにレストランがあり、その誘惑だけが悩みの種でした。


2. 新しい分野との出会いがある

図書館の棚を眺めていると、普段は手に取らないジャンルや新しい作家の本に出会えることがあります。

本屋では購入する本を決めてしまうことが多いですが、図書館なら気軽に読めます。

無料で気軽に本が読めるため、どんどん知識が深められるし、どんどん有料だったら読んでいなかった本を読みました。

例えば、和歌の本。

和歌には興味があったのですが、有料だと敷居が高かったのですが、無料なので手軽に読めました。

また、高校の古文を学び直ししたくなりましたよ。


3. 環境が整っている

静かな空間、充実したWi-Fi環境、電源付きのデスクなど、図書館は勉強や仕事に最適な環境を提供しています。

カフェでは集中しにくい方にとって、図書館は理想的な場所です。

特に、静かで、周りの人みんな本を読んでリラックスしている環境なところは良いですよね。

私は勉強はしませんが、よくフラフラっと図書館に行き、本を読んでいます。

それだけでも集中して本が読めるため、楽しいです。


4. 返却期限がむしろメリットに

返却期限があることで、読書のスケジュールを管理する習慣が身につきます。

「返却までに読み切ろう」と思うことで、読書時間を確保するきっかけにもなります。

購入した本はいつまでも積んであって、図書館の本はたくさん読んでいる……という経験です。

私はまさにその経験をしていて、返却期限があるから、図書館の本を優先的に読んでいます。

返却期限がむしろ、本を読む動機になっているのです。


5. 地域コミュニティとしての役割

図書館は単なる本の貸し出し場所ではありません。

地域の情報発信の場や、人々との交流の場でもあります。

地元の歴史を知る資料や、地域イベントへの案内など、生活を豊かにする情報が集まっています。

自分の地域のルーツを知る手掛かりにしたり、もしくは旅行先の図書館に行き、その場所のルーツを知ったりすることは、知識欲を高める素晴らしいことだと思います。


図書館のデメリットを乗り越える工夫

図書館には確かにたくさんのデメリットがありますが、この方法を使えば軽減できます。

  1. オンライン予約を活用する
    • 人気の本でも、予約サービスを利用することでスムーズに借りることが可能です。
  2. 電子図書館を利用する
    • 図書館が提供する電子書籍サービスを活用すれば、家にいながら本を読むことができます。
  3. 混雑を避ける時間帯を選ぶ
    • 平日の午前中や夕方以降は比較的空いているため、図書館によってはほぼ貸切状態で過ごせます。

まとめ

図書館には確かに多くのデメリットがあります。

しかし、それ以上に大きな価値があります。

自分の知識を高めたり、地域とのコミュニティになったり、静かに本を読む、絶好の場所になったり。

活用するメリットはたくさんありますので、デメリットを恐れず、ぜひ、一度お近くの図書館に訪れてはいかがでしょうか。

きっと、かけがえのない経験ができるはずです。

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