【ネタバレなし】ハリーポッターと賢者の石|ハーマイオニーの魅力と映画版より小説版が良い理由

小説版ハリーポッターを読みました。

私は映画版も見ていますが、やはり小説版の方が楽しめました。

また、小説版を見たことにより、ハーマイオニーの魅力の虜になりました。

今回はハリーポッターの、小説版の魅力とハーマイオニーの魅力を語ります。

目次

小説版の魅力

ハリーポッターの小説版の魅力について述べていきます。

やはり、映画版とは違い、小説版はJKローリング先生の素晴らしい表現力により、細かな描写がされているので、自分オリジナルのホグワーツの世界に入り込めます。

また、映画版では省略された、小説版でしか見ることができないエピソードがあります。

例えば主人公、ハリーポッターの親戚の意地悪なおじさん。

彼の仕事や、性格、感情など、細かく描写されており、彼の行動の意図やポッターへの感情がわかります。

これによって、映画ではただの意地悪なおじさんだった彼が、魅力的な人物に変わります。(とはいえ、私はまだ意地悪なおじさんは嫌いですが。)

他の登場人物たちについても、それぞれの魅力的なエピソードが描かれており、どんどんハリー・ポッターの世界に引き込まれていきます。

これが映画版との大きな違いであり、素晴らしい点です。

また、小説版を読んで、一番お気に入りになった人物がいます。

それは、ハーマイオニーです。

映画では、彼女はただ勉強ができて、授業で積極的に発言しようとし、我が強い女の子というイメージで、あまり魅力の少ない人物に見えてしまっています。

しかし、小説版では、彼女の素晴らしい姿勢や勇気ある行動、そして謙虚さが描かれており、一気に彼女が好きになりました。

今回はハーマイオニーの魅力についても触れておきます。

ハーマイオニーの魅力

彼女は勤勉です。

これは映画版でも表現されていますが、小説版での彼女の勤勉さは格が違います。

まず、授業の前に教科書を暗記する。

さらには、試験勉強をたくさんする。

この描写からも分かるように、彼女はかなり勤勉です。

さらに授業も積極的に発言しようとし、さらにわからないことはメモをし、積極的に勉強をしています。

つまり、発表を通してアウトプットをし、普段黙々と勉強することでインプットをしています。

素晴らしいバランスの取れた勉強法です。

また、彼女の魅力を表すエピソードが、逆境の中でも、めげずに黙々と勉強していたエピソードがあります。

逆境の環境で自分の心を強く持ち、自分のすべきこと、つまり、学生の本業の勉強を、懸命に努力する姿に感銘を受けました。

私は彼女を歴史的な偉大な人物である、フェデリーコ2世(ローマ皇帝フリードリヒ2世)と重ねて見ていました。

フェデリーコ2世は、子供の時、逆境にいました。

両親が亡くなり、周りに敵だらけの地で、勉強に勤しみます。

それができたのも、母親の愛ゆえでした。

フェデリーコ2世がまだ幼い時、母親が亡くなる前に、その時代の教皇に領土と引き換えにフェデリーコ2世の安全を保証してくれるよう頼みます。

こうして、時の教皇から保護を受けますが、教皇は、フェデリーコ2世をそばには置かず、フェデリーコ2世のことを良く思っていない人がたくさんいる、パレルモの町にいるフェデリーコ2世を放置します。

つまり、フェデリーコ2世は子供の頃からずっと逆境の中育ちます。

そんな中、フェデリーコ2世は懸命に勉強し、複数の言語を習得し、ナポリ大学を作り、のちの歴史学者に「フェデリーコ2世は中世で最初の近代人」と評価されるほどに素晴らしい偉人になります。

そんなフェデリーコ2世のように、ハーマイオニーは逆境の中黙々と勉強をしています。

だから、私はハーマイオニーは非常に魅力的だと思いました。

しかし、彼女の魅力はそれだけに留まりません。

彼女のさらなる素晴らしさは、その謙虚さにあります。

ハーマイオニーはここまで努力をしているのに、決して驕らず、天狗になっていません。

ハーマイオニーは知識や本よりも、勇気の方が大切だと言っています。

その勇気を持っているのが、ハリーポッターだといい、他者を評価しています。

懸命に努力していて、自分の知識を磨いている人の中には、努力していない人への差別意識や、自分の知識に対する傲慢さを持っている人も一定数います。

しかし、ハーマイオニーは懸命に努力しているのにも関わらず、謙虚で、そして他者を評価する心も持ち合わせています。

これは素晴らしいことで、誰でもできるわけではありません。

なので、私はハーマイオニーが好きになったし、ハーマイオニーのような人物になりたいと心から思いました。

まとめ

今回はネタバレなしで、ハリーポッターの小説版の魅力と、ハーマイオニーの魅力に焦点を当てて、述べました。

ハリーポッターは児童書ですが、大人も楽しめる、非常に素晴らしい小説だと思います。

映画版も楽しいですが、やはり映画版はさまざまな描写やエピソードを省略してしまっています。

ぜひ、小説版を読み、映画版では味わえない、濃厚なホグワーツの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

また、ハーマイオニーの魅力も、小説版でしか味わえません。

映画版ではただの勉強ができて、発表したがりで活発な女の子というイメージですが、小説版ではハーマイオニーの魅力が、これでもかと散りばめられています。

それらを、私たち読者が読むことで、だんだんキャラクターの魅力に魅了されていくことでしょう。

今回はハーマイオニーの魅力に焦点を当てましたが、他にもハリーポッターの世界では魅力的な人物がたくさんいます。

もっと、魅力的な人物に出会いたい方は、ぜひ、小説版ハリーポッターを読むことをお勧めします。

きっとあなたもハリーポッターの世界に魅了され、素敵な魔法がかかると思いますよ。

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