【ネタバレなし】還暦からの底力 出口治明著 | 人生にとって大切なことを考察

「還暦からの底力 出口治明著」は、人生を歩む上で、大切なことを教えてくれます。

目次

事前知識

まず、この作品を十二分に楽しむためには、事前に世界史と日本史の高校の教科書レベルの知識が必要です。

おすすめの学習方法は、ムンディ先生の世界史、日本史を学習することです。

Googleで「ムンディ先生 日本史 世界史」と検索すれば出てきます。

ムンディ先生は高校の教師で、とてもわかりやすく歴史の授業をしてくれます。

Youtubeに動画が上がっているので、実際の授業のように、動画で学習することができます。

ムンディ先生の授業を全て受けたら、この本を読んでください。

すると、教科書で習った歴史の、驚きと発見に満ちた真実が明かされます。

ただ、どうしても時間がなくてムンディ先生の動画が見れない場合は、この本から読むのも良いでしょう。

ですが、後ほどゆっくりムンディ先生の授業を受けてほしいです。

そして、再度この本を読んでほしいです。

するとこの本の見え方がガラリを変わりますから。

知識がなぜ重要か

この本では、知識がいかに大切か、世界史と日本史の史実から、実例を紹介して、述べています。

その実例が、教科書には載っていない真実なので、読者に、新たな日本史と世界史に関する驚きを提供します。

その驚きの詳しい内容は、ぜひ、この本を読んでみて知ってください。

この本を読むと、日本史と世界史の見え方が変わります。

また、日本史と世界史の見え方が変わると、現代のニュースの見え方も変わります。

すると、ニュースもすごく面白いものになります。

つまり、この本を読むと日常生活が豊かに、楽しくなります。

どうせ一度きりの人生なら、楽しく、豊かな人生が良いですよね。

よって、たくさん読書をして、知識をつけ、人生を謳歌しましょう。

また、この本では知識がないことによって、悲劇がたくさん起きた史実も取り上げています。

やはり、知識は力です。

また、知識が自分と自分の大切な人を守る力になります。

たくさん読書して、知識を蓄え、豊かになっていきたいですよね。

学習に年齢は関係ない

学習に、年齢を気にする方もいるかもしれません。

しかし、私は学生時代ではなく、大人になってから勉強を始めて、たくさん知識をつけました。

確かに学習の吸収率は学生の頃と比べて減っているでしょう。

しかし、大人になったり、年齢を重ねていくと、学生にはない、経験という強力な武器が手に入ります。

これは実際に社会に出て、働かないと身につきません。

この本にも書かれていましたが、世界的には、一度社会に出て、社会人になってから、大学に通うことはスタンダートです。

学生しか勉強はできないと考える、日本が特殊なのです。

よって、年齢を重ねている方も、学生にはない社会経験を武器に、たくさん学べば良いのです。

そうすると、きっと見えてくるものがあります。

なぜならば、一見無関係に見えるようなことが、実は複雑に関係しあっていることはよくある話です。

だから、社会人になって全く役に立たないと思っていた知識が、勉強していると意外にも役立つことがあります。

つまり、若い方は高い吸収率で有利に学習し、年齢を重ねている方はその豊富な社会経験で有利に学習すれば良いのです。

社会経験もなく、年齢を重ねた方へ

ですが、他にも、無職で社会経験もなく、ただ年齢を重ねた方もいるかもしれません。

そんなあなたは、むしろ、羨ましいです。

私も、かつてそのような方と一緒でした。

つまり、長い間働くこともせず、ネットでただ情報を集めていて、勉強は全くしませんでした。

しかし、勉強をはじめ、本を読み始め、だんだんと知識がつくようになり、もはや今ではゲームや漫画、アニメの娯楽より、本や活字を愛する人間になってしまいました。

私は、無知からどんどん知識がついていく過程がたまらなく好きでした。

今まで魔法のように見えていた世界が、実は理由があり、論理的で完成された仕組みで動いていたのです。

まるでマジックです。

なので、私は勉強と読書にのめり込みました。

例えるなら、クリア後のやり込みまで全て知ってしまっている最高に楽しいゲームを、記憶がなくなった状態でプレイすることができるということです。

つまり、どんな人でも学習に遅いということはなく、今日から、いや、今から、学習や読書をすれば良いのです。

人生において大切なこと

また、この本では人生において大切なことも述べられています。

多くの人は、仕事して、風呂に入って、寝ての繰り返し。

つまり「仕事、風呂、睡眠」の繰り返し。

しかし、この本では「人、旅、本」が重要だと言っています。

このブログのテーマとも重なる、これらの要素は、とても重要だと私も共感しました。

この本を読んで、私なりに現時点で考えている「人、旅、本」がなぜ重要かについて、私なりの意見を述べていきます。

本について

本は非常に重要です。

今の時代は質の低い情報や間違った情報で溢れかえっています。

そんな中で、有名な学者の書いた、とても優れた情報を取り入れることで、そう言った情報をシャットアウトすることができます。

巷に溢れかえっている陰謀論や根拠のない間違った情報などは、正しい知識と揺るぎない質の高い情報をしっかり脳にインプットすることで、全く気にならなくなります。

そう言った情報は人を不安にしますし、重症だと、明日の生活まで不安でままならない場合もあります。

私も、本に出会うまではそうでした。

さまざまな悪いニュースや、ネットの情報を間に受け、ビクビク明日戦争が起こるのではないかと不安に駆られていました。

しかし、本を読めば、その情報が偏っており、信じるに値しない情報だとわかります。

よって、本を読むことはとても重要だということがわかります。

人について

人も重要です。

なぜなら、価値観の全く違う人と出会うことで、違った考え方や物の見方ができるからです。

人は多くの人に支えられて生きています。

どんな人でも、現代の人が生きていくためには、何かしらの形で、人に支えられているものです。

また、人と会い、人と話し、価値観を共有することで、人は成長していきます。

人を知り、成長することが、この人々で支え合っている社会で生きていく上で、重要になってくるんだと思います。

旅について

旅も重要です。

なぜならば、さまざまな人と出会うには、さまざまな地域の人と出会った方が、多様性があって面白いと思うからです。

ダイバーシティの重要性は、この本にもたくさん書かれています。

人間は、さまざまな人と話すことで、さまざまな価値観に触れ、偏った意見にならず、バランスの取れた思考になるのだと思います。

よって、旅をして、さまざまな場所に行き、さまざまな場所で人と出会い、知識を深めていく。

そう言った生活に切り替えることが、重要なのです。

また、歴史的な遺産を直接見にいくことも大事です。

やはり、本だけで学んだ知識だと、イメージがつきにくいです。

はっきりとイメージするには、やはり直接見ることが重要です。

百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、直接見ることで歴史の片鱗を肌で感じることができます。

こればかりは本では学習できないことです。

なので、積極的に日本各地の資料館や博物館、美術館、歴史的建造物に訪れ、直接見て学ぶのが重要です。

つまり、まとめると、人と歴史を学ぶには、旅が一番ということです。

まとめ

とても素晴らしい本に出会いました。

この本は、人生を送る上で、何が大事か、そしてなぜ大事かを教えてくれる、最高の一冊です。

この本を読んで、私の人生観に新たな視点が加わりました。

やはり、歴史やさまざまな知識を学ぶことで、人生は彩り豊かになって、楽しいものになります。

人の一生を変えるほどの力を持つ本たち。

間違いなく、この本は、その中の一冊になると思います。

また、この著者の出口治明先生は、他にも良い本をたくさん執筆しております。

そちらも合わせて読むと、より知識が深まるでしょう。

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